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その保険は不要!?本当に必要な3つの保険と理由を解説!

この記事では、『保険』について学ぶことで、皆さんの大切なお金を守り、副業や投資でお金が増やせるような基盤作りとなるきっかけにしていただければと思います。

そもそも「保険」ってどのようなものか分かるかな?
病気や事故などの時に備えて毎月支払っておくものだよね?
その通り!保険というのは、不測の事態に備えて、自分や家族を守るために必要なもの。だけど、中には保険料を多く払い過ぎてしまっている人がいるのもまた事実なんだ!
僕は月に15,000円くらいの保険料を支払っているけど、これって多いのかな?
正直、払い過ぎかもしれないね…。もし、厚生年金加入者の場合で、毎月5,000円以上の保険料を支払っているなら、この記事を参考にして見直すきっかけにしてみるといいよ!
この記事を読んでわかること
  • 保険は何のために入るのか?
  • 保険を見直すべき3つの理由
  • 本当に必要な3つの保険
  • 解約しても問題ない8つの保険とその理由

保険は何のために入るのか?

前提として、保険は、起こってしまう確率は低いけれど、遭遇すると生活が困窮してしまうようなトラブルに備えるために加入します。

損失の低いトラブル損失の高いトラブル
低確率貯金で備える保険で備える
高確率貯金で備える近寄らない
損失の小さなトラブルには貯金で備えるのが基本だよ!
でも、確率の高いトラブルの場合は、保険に入っていた方が得しないかな?
そうだね、確かに保険に入っていて得をした人が一定数いるのは間違いないと思うよ!

万が一、想定される損失が小さなトラブルに保険をかけてしまうと、毎月の保険料は支払いが多くなり、家計を圧迫してしまいます。

その結果、貯金で備えにくい家計となり、トラブルに対する不安で加入する保険の数が増えてしまうことになります。

そうか、それで必然的に貯金ができないという負の連鎖に陥ってしまうんだね…。
自分は大丈夫だと思っている人ほど、必要のない保険に加入していないか見直すきっかけにしてみてね!

保険を見直すべき3つの理由

ここからは保険の見直しをすべき3つの理由について解説をしていきます。

保険を見直す3つの理由📝
  • 無駄な出費だから
  • 大きな固定費削減効果が得られるから
  • 生活水準を高められるから

①無駄な出費だから

1つ目の理由は、日本の公的医療保険は非常に充実しているため、民間保険はほとんど必要ないからです。

えっ、そのなの!?でも、やっぱり病気やケガが一番心配だよ。公的医療保険は、どんな制度なの?
保険料を支払っているからには、どんなことを保障しているのか知っておく必要があるよね!
お給料から健康保険が天引きされていることは知ってるけど、正直、医療費の自己負担が3割になるくらいしか知らないんだよね。
わかったよ!公的医療保険について学んでいこう!
公的医療保険の3つの知識📝
  • 日本国民全員が加入している
  • 理念は、「必要最小限・平等」
  • 病気やケガの治療費の自己負担額は原則3割

日本は「国民皆保険」で国民全員加入している

国民のみんなが保険に入れるようになったのは1961年です。

今となっては、職業などによって加入する保険は違うけど、国民全員が入れるようになったよ。

◎会社員/公務員…健康保険
◎自営業/フリーランス…国民健康保険
◎高齢者…後期高齢者医療制度

理念は「必要最小限・平等」

健康保険証があれば、自由に全国の医療機関を選ぶことができます。

もちろん、職業や所得などが理由で治療が断られたりすることもありません。

それだけ、平等に扱って貰えるということだね。
そう!でも、文字通り「必要最小限・平等」だから、先進医療や治療以外の医療行為、保険対象外の医薬品、病院の個室ベッド代などは、公的医療保険ではカバーされないから覚えておこう!

自己負担は原則3割

出典:全国健康保険協会

これは僕も知ってるよ。病気やケガの医療費が原則3割負担の仕組みだよね。
そうだね!公的医療保険はなければ、もっとお金が掛かるんだよ。それに加えて、高額療養費制度(自己負担額
には上限がある)
も忘れないようにね!

高額療養費制度とは…同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

もし仮に、手術や入院費で1ヶ月300万円掛かった場合、自己負担額は3割(90万円)ではなく、およそ10万円ほどで済むよ!
えぇ!?負担額がグンッと下がるんだね。自己負担限度額はどのような基準で決まっているの?

出典:全国健康保険協会

自己負担限度額は、年齢収入水準で変わります。

一度に、多額の金額を用意するのが難しいという人は、事前に『限度額適用認定証』の交付を受けておけば、最初から自己負担限度額の支払いで済むよ!
高額療養費制度って全然知らなかったよ…。
勉強になったかな!公的医療保険を活用して、貯金が100万円ほどあれば、医療費が支払えなくなるという心配は考えにくいよね!

この記事と併せて、「全国健康保険協会」のホームページも参考に必要な時に活用できるよう確認と準備をしてみてください。

ところで、国民全員が公的医療保険に入って平等に医療を受けられるのに、毎月高い保険料を払っている人が多いのは、なんでだろう?
それは、以下のような知識を知っている人が少ないからだね!

・病気やケガになったらどのくらい貰えるのか?
・万が一の時、障害年金はいくら貰えるのか?
・年金はいくら貰えるのか?

確かにパッと答えられないかもしれない…。

公的医療保険で備えられないのは、以下のような場合が考えられます。

公的医療保険で備えられないケース
  • 一家の大黒柱が若くして亡くした
  • 相手に大ケガを負わせるほどの交通事故をした
  • 火災で自宅が焼失してしまった

このような例については、民間保険を利用して備えるべきですが、それ以上に民間保険に入るのはコスパが悪いと言えるでしょう。

解約しても生活に大きな影響が及ばない保険は、早めに見直して無駄な出費を抑えるようにしよう✍️

②大きな固定費削減効果が得られるから

2つ目の理由は、固定費削減に大きな効果が期待できるからです。

保険の見直しは、誰でも削減効果が得られるよ!
確かに、保険は人生の5大支出と言われるくらい支払う金額が大きいもんね!

生命保険文化センター|生命保険に関する全国実態調査

生命保険文化センターの調査によるこのデータは、生命保険と個人年金保険しか含まれていないですが、医療保険や車両保険などその他の保険を含めると、これらの平均値はもっと高いものとなるでしょう。

冒頭でも伝えた通り、厚生年金加入者であれば、保険料は毎月5,000円で十分だよ!
確かに、ただでさえ賃金が上がらない今の日本で、高額な保険料を支払っていてはお金は貯らないよね。
そういった不必要な保険料を支払うのではなく、副業や投資にお金を使おう📝

③生活水準を高められるから

3つ目の理由は、保険を見直すことで生活水準を高められるからです。

生活費が少なければ少ないほど、資産所得を増やしたり、経済的な自由を手に入れられるスピードも早くなります。

無駄な支出を抑えて、資産を生み出す副業や投資にお金を使ってみよう!

本当に必要な3つの民間保険とは?

ここからは、公的医療保険ではカバーできない稀なケースに備えるための本当に必要な3つの民間保険について解説していきます。

厚生年金加入者が入っておくべき3つの民間保険は何だか分かるかな?
えっ…正直、分からないなぁ。
厚生年金加入者が入っておくべき3つの民間保険はスバリこれだよ!
本当に必要な3つの民間保険📝
  • 火災保険
  • 自動車保険
  • 掛け捨ての生命保険(※)

()自分が死んだら、生活に困る家族がいる場合のみ

発生リスクは低いが、もし起こってしまったら損失が大きくなってしまう主要リスクは、以下をご覧ください。

住宅火災に遭遇する確率自動車事故で人を亡くしてしまう確率40代男性の死亡率
可能性(※1)約0.01%(※2)約0.017%(※3)約0.0032%
損失額数千万〜数億円数千万〜数億円数千万〜数億円
補足事項死亡時の年齢・年収次第住宅価格・周囲への損害賠償価格次第損害賠償額次第
※1「厚生労働省(令和2年簡易生命表)」
※2「総務省(火災発生件数+世帯数)で算出」
※3「警察庁交通局(交通事故死亡者数+運転免許証保有者数)で算出」
確かに、これらのリスクに遭遇してしまうと人生が大きく変わってしまうね…。こういった場合に備えて、民間保険で備えるといいんだね!

本当に必要な保険①:火災保険

火災保険は、火災や自然災害による建物や家財の損害を補償する保険です。

本来であれば被害時に高額な修理費用などが掛かりますが、火災保険に加入していれば経済的に守ってくれます。

まさに、発生リスクは低いけど、起こってしまったら損失が大きくなってしまうリスクの1つだね。

賃貸や持ち家によって異なりますが、見直すポイントは以下の通りです。

火災保険の見直しポイント
  • 複数の火災保険の金額を把握する
  • 加入している火災保険と比較する
  • 安くなる場合は早めに乗り換える

持ち家の場合

まず第一に考える点は、自分の家を所有した際、住宅会社や銀行がおすすめする火災保険に入っている場合です。

使うことがない補償が付いている可能性があります。

不要な補償…。何でそんな保険を指定してくるんだろう?
それは、住宅会社や銀行などの業者に紹介手数料が入るからだよ!

そういった不要な補償が付いていると、保険料は高くなりがちです。

火災保険の見直しをしたことがない人は、見直ししててみましょう。

チェックポイント✍️
  • 業者が指定した火災保険は必ず見直す
  • 中途解約しても保険料は返金される
  • 割引率が高い10年契約がお得

保険は入れ替わりが激しいため、前提条件によって最適な保険が異なります。

まずは、一括見積もりを行い、複数の会社で比較をして、最適なプランを選ぼう!

当サイトでは、『KURABEL』一括見積もりサイトがお勧めです。

※「地震保険は必須だ」と案内される場合は、再度見積もり申し込みを行うなどして担当者の変更をご検討ください。

賃貸の場合

仲介業者が指定する火災保険に加入している人が多いのではないでしょうか。

指定された火災保険は補償が薄く、保険料は高い可能性があるため、見直したことのない人は今すぐ見直してみましょう。

チェックポイント✍️
  • 業者が指定した火災保険なら必ず見直す
  • 料金と補償内容の優先順位を決める

当サイトでは、以下のサイトを推奨しています。

お部屋を借りるときの保険は、日新火災海上保険株式会社が運営する賃貸住宅専用の保険です。

年間3,500円からと、格安で保険に入ることができ、補償も必要最低限はついてくるので安心です。

スマート賃貸火災保険は、損害保険ジャパン株式会社と100%子会社のMysurance株式会社の賃貸住宅専用の保険です。

補償がしっかりしているタイプですが、自動車保険など他の保険の特約で個人賠償責任補償に加入されていない場合は、ベーシックプランの加入が必須です。

その他、一括見積もりを行う場合、保険スクエアbang!がお勧めです。

最短3分最大15社を比較検討できるよ!

本当に必要な保険②:自動車保険

万が一、事故を起こしてしまったら実際にいくら必要になるんだろう?
自動車保険は、自賠責保険任意保険の2つに分類されるのは知ってるよね?
えっ、それなんだっけ…。とりあえず、窓口で勧められた車両保険には入ってるよ。
車両保険は不要」だよ!自動車保険の基本から見ていこう!
自動車保険には2つある✍️
  • 自賠責保険(強制加入)
  • 任意保険(任意加入)

自賠責保険と任意保険

自賠責保険(強制加入)…死亡事故時は3,000万円、傷害による損害時は120万円まで被害者に支払われる

任意保険(任意加入)…事故により死傷させてしまい、相手側の自動車などを損害させてしまった時のための『対人対物保険』と故障してしまった自分の自動車の修理代が保険から出る『車両保険

もし、自分の車が壊れたら修理費とかで困るし、車両保険が不要な理由が知りたいな。
わかったよ!日本人の4割以上が加入している車両保険、当然加入するだけで毎月の保険料は高くなるよね。ここで厄介なのが「等級制度」なんだ!
等級制度!?どんな制度なの?

自動車保険の等級制度

等級制度とは…事故を起こしていない人は、だんだん保険料を安くする代わりに、事故をした人は保険料が高くなるというもの。

等級は1〜20まであり、基本的に、6等級からスタートとなり、1年間無事故で保険を使わない場合、20等級になるまで早くとも14年かかります。

つまり、1年間無事故だと等級が1つ上がり、事故などで保険を使うと翌年度の等級が1つ下がる仕組みなんだ!
等級が上がるほど保険料は安くなり、事故で保険を使うと来年からの保険料が上がってしまうということなのね…泣
そうゆうこと!それに加えて、軽い事故の場合、保険が全然役に立たないこともあるんだ!
えぇ!軽い事故だと保険が役に立たないってどういうこと!?
例えば、バンパーが凹んだ等で保険を使うと等級が下がり、3年間保険料が高くなるよ。上がった保険料が修理費以上になり、保険を使わない方が得になってしまうんだ!
そうだったんだ…。保険を使って得した気になっているだけで、結局、後から修理費以上の支払いをしてしまって損することになるんだね…汗

その理由としては、車の時価は毎年20%ずつ下がる上に、業者用の安い価格で見積もりをされてしまうからです。

車両新価特価

もしも、自動車の盗難に遭ったり、物理的に全損してしまった場合についてですが、新車の価格に相当する保険代は絶対に出ることはありません

ちなみに、新価特約を付ければ回避で切るけど、保険料は高くなるし、全損の場合(自分からぶつかった場合を除く)相手の保険からもお金が出るよ!
つまり、「使う機会が極めて少ない保険」なんだね。
そう!だから、車両保険不要なんだ!

車両保険に入らないことで、万が一の事故で修理費が払えないと困る人もいるでしょう。

しかし、最低限の修理費用を貯金してから車を購入するようにすれば、毎月車両保険に支払うお金を貯金に回すことができます

確かに、保険料を支払うために貯金ができないようじゃ本末転倒だしね!
車両保険で、修理費用を出して貰ったところで、結局、後払いしてるだけだから、車の修理費は貯金で備えるのが賢明なんだよね!

本当に必要な保険③:生命保険

掛け捨て生命保険が必要なのは、子育て世帯のみで、万が一に備えて、家族の生活費を残しておく必要があるからです。

掛け捨ての生命保険なら、毎月2,000~3,000円程度の保険料で、もしもの時にも十分な保障を受けられます。

この記事では、コスパの良い生命保険を3つ紹介するよ!

メットライフ生命「スーパー割引定期保険」

定期保険でおすすめサイトは、メットライフ生命の「スーパー割引定期保険」です。

その理由は、非喫煙優良体なら保険料最安クラスだからです。

ちなみに定期保険とは、以下のような保険です。

定額保険とは✍️
  • 保険期間が決まっている
  • 契約期間内に死亡した場合や高度障害状態になった場合に、保険金が支払われる
健康に自信があるなら、コスパが良いこの商品一択!

FWD生命「FWD収入保障」

収入保障保険のおすすめサイトは、FWD生命の「FWD収入保障」です。

その理由は、非喫煙優良体なら保険料最安クラスだからです。

収入保障保険には、3つの特徴があります。

収入保障保険の特徴✍️
  • 生命保険の1つである
  • 保険金は分割で支給される
  • 年齢ごとに支給額は減少する分保険料が安い

アクサダイレクト「働けないときの安心」

就業不能保険のおすすめサイトは、アクサダイレクトの「働けないときの安心」です。

理由は、割安でありながら、精神疾患もある程度カバーしてくれるからです。

就業不能保険は、病気やケガで長期間働けなくなるリスクに備えるための保険だよ!

解約しても問題ない8つの保険

ここからは、解約しても問題のない8つの保険について解説していきます。

もし、加入してしまっている保険があれば、解約して固定費の削減を行いましょう。

解約しても問題ない8つの保険
  • 医療保険
  • 貯蓄型保険
  • 個人年金保険
  • 学資保険
  • 民間の介護保険
  • ペット保険
  • 地震保険
  • 外貨建て保険

解約すべき保険:①医療保険

前述しましたが、病気やケガには、公的医療保険を活用しながら、貯金で備えた方がコスパが良いです。

考えられる3つの場面に分けて考えてみましょう。

高額な医療費が掛かる場合

例えば、300万円の医療費が掛かる場合、3割の90万円が必要だと認識している人がいますが、これは間違いです。

日本には、高額療養制度があるもんね!
そうだね!月にどれだけの医療費が掛かっても、自己負担限度額を超えた分は国が負担してくれるからね!

病気やケガで長期間働けない場合

病気やケガでも補償制度があり、休業補償給付や傷病手当金を利用すれば、長期間働けなくても給与の6~8割を国が補償してくれます。

障害を残った場合

もし仮に、障害が残って仕事に復帰できない場合でも、障害年金を貰うことができます。

障害年金を貰うための条件は、以下の通りです。

障害年金の受給条件
  • 初診日を証明できること
  • 初診日に国民年金や厚生年金に加入しており加入期間の3分の2以上、保険料を納めていること
  • 障害認定日に障害状態であること

これらのことから、病気やケガは公的医療保険と貯金で備えられるため、医療保険は必要ありません。

ちなみに、貯金が無い場合はどうしたらいいんだろう?
その場合は、医療保険の代わりに、都道府県民共済の入院保障2型を検討すると良いよ!

解約すべき保険:②貯蓄型保険

基本的に、掛け捨ての生命保険と割高の投資信託がセットになった保険です。

保険料は高いのに保障金額は低いのが特徴だよ。
保証金額が少ないという時点で、万が一の損失リスクに備えられないことが分かるね。

この記事をご覧になられている人に知っていただきたいのは、保険と投資は混ぜてはいけないという事です。

万が一の病気やケガに備えたいのであれば、安い保険料で十分な保障が得られる掛け捨ての生命保険に加入し、お金を増やしたいのであれば、優良な投資信託や株式を自分で購入するようにしましょう。

もし、貯蓄型保険に加入している場合は解約して、お子さんのために掛け捨ての生命保険に変更しよう!
合わせて読んでおきたい記事

解約すべき保険:③個人年金保険

個人年金保険は、老後に備えて自分で積み立てていく年金のことですが、利回りが低すぎる上に、インフレに対応していないことから解約すべき保険の1つとして挙げられます。

それに、終身年金でないので、長生きする人が多くなる時代において対応できない保険であることが分かるよね!
国民年金個人年金保険
形態終身年金有期年金
利回り1.6%~2.5% (※)0.5%前後
インフレ対応ありなし
税優遇掛け金が所得控除掛け金または一部が所得控除
※平均寿命 (男性81歳、女性87歳) まで生きた場合
初心者の僕でも、自分で投資をした方がマシな気がするね。
そうだね!本当に将来に向けて備えるなら、つみたてNISAやiDecoといった制度を活用して、自分自身で投資をしよう!

解約すべき保険:④学資保険

将来のために教育資金を貯めるのであれば、貯金で備えましょう。

最優先すべきは、元本の安全性だからね!

保険では元本割れや不払いの可能性があり、利回りが低いのに保険会社に手数料を支払わなければいけません。

元本保証されている預金や手数料の低い投資信託や株式を運用するようにしましょう。

解約すべき保険:⑤介護保険

介護と聞くと、莫大なお金が掛かりそうなイメージがありますが、介護における金背的なリスクも国からの介護保険と貯金で備えましょう。

特に少子高齢化の日本の場合、多くの人が利用する保険を成り立たせるには、割高な保険料に設定されることが多いから注意が必要だね!
確かに、割高な保険料を払うくらいなら、副業や投資、貯蓄に回した方が良さそうだね!

解約すべき保険:⑥ペット保険

ペットの病気やケガは、可能性と損失リスクを考えると貯金で備えた方がコスパがいいです。

ペット保険を解約すべき2つの理由
  • 保険適用外の傷病が多い
  • 終身保険ではないので更新を切られることがある

ここで1つ参考例を挙げてみます。

一生で掛かる医療費の平均額
犬(平均年齢13歳)…約72万円
猫(平均年齢15歳)…約53万円

一生が掛かる保険料の平均値
参考:犬の場合(犬種によっても異なるが)
1~15歳まで加入して72万5千円かかる

さらに、保険は7割しか出ないので3割は自己負担…。

つまり、105万円くらいの医療費が掛からないと元が取れないという事です。

こうやって見てみると、ペット保険は、ほぼ100%の可能性で損するんだね…。けど、ペットが人にケガをさせてしまった時の賠償とかどうなるの?
火災保険や自動車保険で個人賠償責任特約を付帯しておけば大丈夫だよ!しかも、月額数百円くらいだからどちらに入っておくべきか一目瞭然でしょ!
なるほどね!よーっし、ペット保険は使わずに自力で貯金頑張ろ!

解約すべき保険:⑦地震保険

地震保険は、日本に住む多くがが加入していると言われている保険の1つで、火災保険では保障されない地震や津波の損失リスクに備えるためのものです。

出典:政府広報オンライン

地震保険は、全損大半損小半損一部損の4種類に分類し認定が行われます。

東日本大震災のような大規模な地震の場合どうなるんだろう?
あの時は、およそ7割の世帯が「一部損」という判定を受けたんだ…汗

一部損の場合は、時価総額の約5%しか保険金が受け取れません。

えぇ!さすがにそれだけじゃ、家の立て直しや家具の買い替えは難しいよね…泣

基本的に、地震保険は火災保険とセットで加入する人が多いですが、最近戸建てを購入して多額のローンが残っている人は検討の余地があります。

それ以外の場合は、地震保険は必要なし!

解約すべき保険:⑧外貨建て保険

控えめにお伝えして、外貨建て保険や変額保険は、貯蓄型保険と同様にコスパの悪い商品です。

僕も以前に、‟アメリカのドルが儲かるから保険に入っておくとお得ですよ”とお勧めされたことがあるよ。まだ、加入してないけどね…。
絶対に加入したらダメだよ!実際に儲かるのは、私たち契約者側ではなく、保険会社銀行だからね!

業者側から元本保証や高利回りのセールストークをされても、為替変動による元本割れリスクがある上に、業者側に抜かれる手数料でコスパが良くないことを覚えておきましょう。

まとめ

今回は、保険の見直しをするべき理由や本当に必要な保険、今すぐ解約するべき保険について解説しました。

保険を見直すべき3つの理由
  • 無駄な出費だから
  • 大きな固定費削減効果が得られるから
  • 生活水準を高められるから

日本の公的医療保険は非常に充実しており、不要な保険を解約することで、毎月の固定費を引き下げることができます。

必要のない保険って多いんだね。その反対に、本当に必要な保険は3つだけだったから、もっと勉強して、最適な保険をみつけてくぞー!

また、厚生年金加入者で、月に5,000円以上の保険料を支払っているのであれば、「本当に必要な保険」と「解約しても問題ない保険」を参考に、見直しを行ってみてください。

本当に必要な3つの保険
  • 火災保険
  • 自動車保険
  • 掛け捨ての生命保険
解約しても問題ない8つの保険
  • 医療保険
  • 貯蓄型保険
  • 個人年金保険
  • 学資保険
  • 民間の介護保険
  • ペット保険
  • 地震保険
  • 外貨建て保険

この記事をご覧いただいた皆さんが、もし、お金に困っているのであれば、それは知らなかったことが積み重なっているだけですので、少しずつ知識を身に付けて、少しでも、副業投資にお金が使えるようにしてみてください。

そのきっかけとして、この記事を参考に『保険の見直し』から始め貰えると嬉しいよ!

それでは、次回の記事もお楽しみしてください。