固定費というのは、いくつか見直すだけでも、月に1~2万円、年間で12~24万円ほどのお金を浮かすことが可能です。
固定費と呼ばれるものには、住居費、水道光熱費、通信費、保険料、サブスクリプションサービス料金、教育費、自動車維持費があります。
毎月一定額の支払いを見直すことで、積極的な投資を始めることができたり、より豊かな生活が期待できます。
どれでも身近な支払いで、行動すれば必ず結果が出るので、ぜひ取り組んでみましょう。
- 7つの固定費の見直し方
- いますぐ実践できる節約方法
記事の目次
①住居費について
住居費は、家計の支出で大部分を占める固定費の1つです。
住居に関する支出はいくつかありますが、今回は主に「家賃(賃貸物件)」と「住宅ローン」についてみていきます。
住居費の見直しは、貯蓄の増加に直結する重要な改善ポイントになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件の見直し
賃貸物件の見直しは、固定費の負担を抑えて、より負担を減らした状態で生活するために必要不可欠です。
以下に、賃貸物件の見直し方法についてまとめます。
- 家賃の相場を調査する
- 賃貸条件の見直しをする
- 契約内容の確認をする
- 引越し費用の試算をしてみる
- 不動産の専門家に相談する
家賃の相場を調査する
まず、自分が住んでいる地域や希望する地域の家賃相場を調べましょう。
不動産サイトや地元の不動産業者を活用して、同じような条件の物件がどの程度の家賃で提供されているかを確認します。
これにより、自分が現在支払っている家賃が適正かどうか判断できます。
賃貸条件の見直しをする
賃貸物件を選ぶ条件は、一人ひとりの価値観によって異なります。
自分の生活スタイルや優先順位の高い条件を考えながら見直しをしましょう。
例えば、駅からの距離、部屋の広さ、築年数、設備の充実度など、自分にとって必要不可欠な条件と、妥協できる条件を明確にします。
契約内容の確認をする
賃貸契の見直しをして、更新時期や解約条件、家賃の値上げルールなどを確認しましょう。
もし、更新時期が近づいている場合は、賃貸相場の調査結果を元に、交渉できる可能性があります。
また、解約に伴う違約金などのコストも考慮して、新しい物件への引越しが節約になるのかどうか、一度、検討してみるのも良いでしょう。
引越し費用の試算をしてみる
新しい物件への引越しを検討する際は、引越しにかかる費用も忘れずに試算しましょう。
引越し業者の料金、敷金・礼金、新しい家具の購入費用など、初期費用を総合的に考慮することが重要です。
不動産の専門家に相談する
家賃の交渉や物件選びをする際は、不動産の専門家に相談してみるのも方法の1つです。
プロの意見を参考にすることで、自分では見落としがちなポイントを把握し、最適な家賃交渉や物件選びができます。
現在の物件に満足しているものの、家賃が高いと感じる場合は、家主や管理会社と家賃交渉を行うことも1つの方法です。
相場を元に、誠実な態度で交渉することで、家賃の減額や条件の改善が見込めることがありますので覚えておきましょう。
住宅ローンの借り換え
住宅ローンの借り換えとは、現在の住宅ローンを別の金融機関や異なる条件のローンに切り替えることを意味します。
借り換えを行うことで、利息の軽減や月々の返済額の減少を図ることができます。
・注文住宅:3,500万円~4,000万円
出典:国土交通省「令和5年住宅経済関連データ」
・分譲戸建住宅:3,000万円~3,500万円
・分譲マンション:3,500万円前後
・中古戸建住宅:2,500万円~3,000万円
・中古マンション:2,000万円~2,500万円
みなさんが世間の平均値を知りたくなるのはよく分かります。
しかし、年収や購入した物件の資産価値、住宅ローンの借入金額、借入期間など、一人ひとりの状況は異なります。
借入金額が、世間の平均値くらいだから大丈夫だと判断するのは危険かもしれません。
次に、住宅ローンの借り換えについてのポイントをまとめます。
- 借り換えのメリット
- 借り換えのデメリット
- 借り換えの適切なタイミング
- 借り換え手続きの流れ
借り換えのメリット
1、利息の削減
借り換えをする主な理由は、低金利のローンに変更することで、全体の利息を減らすことです。
特に、現在の金利が高い場合、新しいローンで低金利が適用されるとなると大幅な利息軽減が期待できます。
2、月々の返済額の減少
借り換えによって月々の返済額を減らすことができれば、家計に余裕が生まれ、副業や投資を始める際の種銭に回せる資金が増えます。
借り換えのデメリット
1、手数料と諸費用
借り換えには、事務手数料、抵当権設定費用、印紙税などが含む、手数料や諸費用が発生します。
これらの費用が借り換えのメリットを上回らないよう、総費用を慎重に計算する必要があります。
2、返済期間の延長
借り換えによって返済期間が延びると、一時的に月々の返済額は減少するものの、結果的に総支払額が増える可能性があります。
返済期間を延長する際は、総合的なコストを確認することが重要です。
切り替えの適切なタイミング
1、金利差がある場合
現在の金利と新しいローンの金利に1%以上の差がある場合、借り換えによるメリットが大きくなる傾向があります。
2、ローン残高が多い場合
残高が多いほど、借り換えによる利息の軽減効果が大きくなります。
また、返済期間が10年以上残っている場合も、借り換えの効果が期待できます。
借り換え手続きの流れ
1、情報収集と比較
まずは、各金融機関の金利や条件を比較して、自分にとって最適な借り換え先を選びます。
2、シュミレーション
いくつか借り換え先を選んだら、借り換え後の返済額や総支払額をシュミレーションして、メリットがあるかどうか確認をしましょう。
3、申し込みと審査
最終的な借り換え先が決まったら、金融機関に借り換えの申し込みを行い、審査を受けます。
4、契約完了
審査に通過したら、新しいローンを契約し、借り換え手続きを完了します。
総合的な視点でコストとメリットを比較し、最適な借り換えを検討しましょう。
ルームシェア
ルームシェアは、複数の人が1つの住居を共有する住まいの形態です。
特に都市部では高い住居費を抑えるために利用されることが多く、家賃や光熱費などの費用を分担することで経済的な負担を軽減できます。
快適な共同生活を送るためには、相互の理解と協力が必要不可欠であることは忘れないようにしましょう。
②水道光熱費について
わたしたちが生活する上で切っても切り離せない固定費の1つ、「水道光熱費」も家計の重要な部分を占めます。
電気・ガス会社の乗り換え
家計の見直しをする際、手続きが面倒に思われがちな光熱費ですが、次の3ステップで乗り換えることができます。
- 毎月の使用量と金額の確認をする
- 料金のシュミレーションをする
- 新しい電気・ガス会社に申し込みをする
STEP1
毎月の使用量と金額を確認する
まず初めに、使用量を知るということです。
電気会社やガス会社から送られてくる検針票や会社のマイページなどで確認できます。
出典:TEPCO
STEP2
続いて、乗り換えることによって、どれくらい安くなるのかシュミレーションを行いましょう。
出典:エネチェンジ
STEP3
あとは、シュミレーション結果を確認して申し込みを行うだけです。
補足として、エネチェンジの場合は、申し込み時に検針票の情報が必要になりますので、手元に準備しておくと良いでしょう。
省エネ家電の導入
ここからは、普段わたしたちが日常生活で使用する家電の中でも「省エネ家電」について解説していきます。
省エネ家電の導入は、エネルギー消費を減らして家庭の負担を軽減させるとともに、環境負荷を軽減する有効な方法の1つです。
近年、多くの大手企業をはじめ、省エネ性能が向上した家電製品を販売する企業が多く登場し、節約効果が期待できます。
- 省エネ家電のメリット
- 省エネ家電の選び方
- 購入時の注意点
省エネ家電のメリット
1、コストの軽減
省エネ家電は、従来の家電に比べてエネルギー効率が高く、消費電力を抑えることができるので、電気代を削減することができます。
短期的には微々たる金額でも、長い目でみると、もし仮に、初期投資が高くても、長期間使用し続けることによって、より効果が出やすいというわけです。
2、環境への配慮
エネルギー消費を減らすことで、温室効果ガスの排出量も削減できます。
これは、長年世界中で問題視されてきた地球温暖化の進行を抑制するために重要なことでもあります。
3、性能の向上
省エネ家電は最新の技術を取り入れているため、機能や性能が向上していることが多いです。
例えば、省エネ冷蔵庫やエアコンは、温度管理がより正確で効率的な冷却・暖房が可能です。
省エネ家電の選び方
1、エネルギー効率の確認
家電製品には、エネルギー効率を示すラベルが付いていることが多く、例えば、日本では「省エネラベル」や「統一省エネラベル」があります。
これらのラベルを確認して、エネルギー効率の高い製品を選ぶことが重要です。
2、適切なサイズと機能の選定
必要以上に大きな家電や多機能すぎる家電は、エネルギー消費が高くなる傾向があります。
自分の好みでより良いものを購入するのもいいですが
まずは、自分の生活スタイルや家族の人数に合ったサイズと機能の家電を選ぶことで
無駄なエネルギー消費を抑えることができます。
3、長期的な視点でのコスト比較
省エネ家電の初期費用は、どうしても高くなることがありますが、長期的な電気代の軽減効果を考慮すると、最終的なコストが安くなることが多いです。
購入時の注意点
1、配置環境の最適化
省エネ家電の効果を最大限に引き出すためには、配置する環境も重要です。
例えば、冷蔵庫は直射日光が当たらない場所に置き、エアコンはフィルターを定期的に清掃するなどの工夫が必要です。
2、適切な使用方法の理解
省エネ家電を効果的に使用するためには、取扱説明書をよく読み、正しい使用方法を理解することが重要です。
例えば、エアコンの温度を適切に調整することや、待機電力を減らすために使わないときは電源を切るなどの工夫が挙げられます。
節水の工夫
水道費については、各地域によって異なりますが、節水を工夫することで、環境保護や毎月の水道代の節約に繋がります。
具体的な節水の方法の参考例を以下にまとめてみました。
- シャワーヘッドの交換
- トイレの節水
- 食器洗いの工夫
- 選択の工夫
シャワーヘッドの交換
節水型シャワーヘッドを使用することで、従来のものに比べて使用水量を大幅に減らすことができます。
トイレの節水
節水型トイレの導入を検討したり、トイレタンクにペットボトルを入れて水量を減らす方法があります。
食器洗いの工夫
食器を洗う際は、水を出しっぱなしにしないだけでなく、食器洗い機の導入を検討して、水の使用量を減らすことができるか確認する方法があります。
洗濯の工夫
洗濯機を使用する際は、よっぽどな油汚れなどが無い限りは、「おいそぎ洗い」や「節水モード」「洗濯物の量に適切な水量に設定」して回すことが効果的です。
③通信費について
通信費とは、「携帯電話の料金」や「Wi-Fi」などが挙げられます。
いまでこそ、スマホは必要不可欠な時代になりましたが、その費用を見直しすることで、家計の負担を軽減することができます。
通信会社の見直し
具体的に「携帯電話の料金」や「Wi-Fi」の見直しをする際は、以下を参考にしてみましょう。
- 使用状況の把握と確認
- 各社のプラン比較
- ネットプロバイダーの見直し
- 契約期間の確認
使用状況の把握と確認
まず、自分や家族の使用状況を把握することから始めましょう。
主に、月々のデータ使用量、通話時間、インターネットの接続頻度などを確認します。
各通信会社によっては、現在のプランが適切かどうかを判断するサイトが設けられています。
各社のプラン比較
次に、各通信会社のプランを比較します。
通信会社 | プラン名 |
---|---|
3大キャリア 約5,000円〜 | docomo、au、Softbank |
3大キャリアの格安プラン 約1,000円〜 | ahamo(アハモ)、povo(ポヴォ)、LINEMO(ラインモ) |
その他キャリア 約1,000円〜 | 楽天モバイル、Yahoo!モバイル |
その他格安SIM 数百円〜 | mineo(マイネオ)、UQ mobile、日本通信SIMなど |
このようにDocomo・Softbank・auの3大キャリアだけでなく、格安SIMプロバイダーのプランも検討することが重要です。
格安SIMは、大手キャリアに比べて月々の料金が大幅に安くなることが多いです。
特に、データ使用量が少ない場合や、通話が少ない場合には、大幅なコスト削減が期待できます。
ネットプロバイダーの見直し
また、固定回線のインターネットプロバイダーも見直すことが重要です。
長い間、同じプロバイダーを利用していると、他社の新しいプランや割引キャンペーンを見逃してしまうことがあります。
契約期間の確認
プランの見直しや乗り換えを行う際には、現在の契約期間や違約金の有無を確認しましょう。
違約金が発生する場合は、乗り換え時期を慎重に検討する必要があります。
理想としては、違約金がかからないタイミングでの見直しが好ましいです。
格安SIMの利用
前述した通り、格安SIMの利用は、スマホの通信費を大幅に削減できる方法の1つです。
格安SIMは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供するため、料金が安く設定されています。
- コスト削減
- 注意点
コスト削減
格安SIMは、大手キャリアに比べて、月々の料金が半額以下になることもあります。
特に、普段使いでデータ通信量が少ない方や、通話が少ない方にとっては、大幅な節約を期待することができます。
注意点
通信速度が大手キャリアに比べて遅くなる場合があり、利用環境や時間帯に応じて速度が気になることがあります。
もし、スマホをメインに扱う仕事をする場合は、不向きな可能性があります。
また、キャリアメールが利用できない場合があるため、GメールやYahoo!メールなどのサービスを利用しましょう。
無料Wi-Fiの活用
無料Wi-Fiの活用は、データ通信量を節約し、通信費を削減する効果的な方法です。
- 無料Wi-Fiを活用するメリット
- 無料Wi-Fiの注意点
メリット
1、コスト削減
スターバックスやドトールなどのカフェや公共施設、図書館などでは、無料Wi-Fiが提供されています。
そういった無料Wi-Fiを利用することで、スマホのデータ通信量を減らし、月々の通信費を抑えることができます。
2、利便性
出先での調べ物や仕事のメールチェック、動画視聴など、データ通信量を気にせずにインターネットを利用できます。
注意点
1、セキュリティ面
公共の無料Wi-Fiはセキュリティが低い場合も考えられるがあるため、個人情報や重要なデータの送受信は避けましょう。
そんな時は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用することで、通信を暗号化して、安全に利用することができます。
2、接続の不安定さ
無料Wi-Fiは多くの人が同時に利用するため、接続が不安定になることがあります。
④保険料について
ここからは、「保険の見直し」について解説していきます。
保険料の見直しをすることで、必要な保険と不要な保険を把握することができます。
もし、不要な保険を解約することに成功すれば固定費の削減に繋がりますので、抑えておきましょう。
保険の見直し
現在加入している保険を見直し、本当に必要な保障内容を再確認しましょう。
不要な特約や保障を外すことで、保険料を削減することができます。
- 現在の保障内容の確認
- ライフステージの変化に対応
- 複数の保険商品の比較
- 必要最低限の保障を確保
- 専門家の相談
現在の保障内容の確認
まず、あなたが加入している保険の保障内容をどのようなものでしょうか。
過剰な保障や不要な特約が含まれていないかチェックすることで
本当に自分に必要な保険なのか確認してみましょう。
ライフステージの変化に対応
わたしたち人間には、結婚・出産・子供の独立・退職などライフステージの変化に伴い必要な保障も変わります。
むしろ、変えていかなければならないと言っても過言ではないかもしれません。
定期的に見直しで、現在の生活状況に合った保障内容に更新するように心がけましょう。
複数の保険商品の比較
同じような保障内容でも、保険会社によって保険料が異なることがあります。
複数の保険会社の商品を比較し、最適なものを選びましょう。
出典:i保険「保険比較サイト」
必要最低限の保障を確保
先ほども少し触れましたが、前提として、保険は「万が一の事態に備えるもの」です。
起こる確率が低いものから、起こってしまうと困窮してしまうようなトラブルに備えて加入を検討します。
必要最低限の保障を確保しつつ、無駄な支出を抑えることが大切です。
専門家の相談
自分自身で保険の見直しが難しい場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのも良いかもしれません。
専門的なアドバイスを受けることで、適切な保険選びができます。
一括払いの活用
保険料を一括払いにすることで、一定額の割引を受けられる場合があります。
特に、自動車保険や火災保険などは、一括払いでの割引率が高いことが多いです。
メリット
割引の適用
一括払いを選択すると、多くの保険会社で割引が適用されるため、総支払額を抑えることができ、月払いと比べて5〜10%程度の割引が一般的です。
支払いの手間が省ける
毎月の支払いを忘れる心配がなくなり、手間が省けます。
計画的な資金管理
一度にまとまった金額を支払うことで、年間の支出計画が立てやすくなります。
注意点
初期費用の負担
一括払いはまとまった金額を一度に支払う必要があり、短期的には大きな出費となるため、あらかじめ十分な資金を確保しておく必要があります。
中途解約のリスク
保険期間中に解約した場合、一部の返金があるものの、手数料や違約金が発生することがあるので、長期の契約では特に注意が必要です。
キャッシュフローの確保
一括払いを選択する際には、他の生活費や緊急の支出に対応できるよう、十分なキャッシュフローを確保しておくことが重要です。
ネット保険の利用
ネット専業の保険会社を利用することで、店舗の運営費がかからない分、店舗型の保険会社よりも保険料が安くなることがあります。
手軽に保険契約を行う方法として人気が高まっています。
- コストが削減できる
- 手続きが簡易的
- 情報の透明性が高い
- サポート体制はネットで完結
- 信頼度の確認ができる
- 自己判断が必要
コストが削減できる
ネット保険は店舗の運営費がかからないため、保険料が比較的安く設定されていることがあります。
手続きが簡易的
ネット上で24時間いつでも契約手続きができ、書類のやり取りが不要なため手間が省けます。
情報の透明性が高い
各保険会社のプランや料金をネット上で比較しやすく、自分に最適な保険を選びやすいです。
サポート体制はネットで完結
手軽に手続きができる反面、対面での相談ができないため、細部にわたる疑問や不安を解消するにはメールや電話のサポートを利用しましょう。
信頼度の確認ができる
ネット保険を選ぶ際は、信頼できる保険会社かどうかを確認することが重要です。
ネットの強みの1つと言える、口コミや評価を参考にすると良いでしょう。
自己判断が必要
プラン選定や契約内容の確認は自己責任となるため、しっかりと理解した上で契約を進めることが求められます。
⑤サブスクについて
サブスクリプションサービスは、便利である一方、使わなくなったサービスに料金を支払い続けている可能性があるので、定期的な見直しが必要です。
定期的な見直し
ついつい娯楽の一環で契約しがちなサブスクリプションサービス。
利用しているサブスクを定期的に見直し、本当に必要なものだけを残すようにしましょう。
不要なサービスは解約することで、無駄な支出を防ぐことができます。
- 支出の把握
- 利用頻度の確認
- 必要性の再確認
- プランの見直し
- 新しいサービスの検討
支出の把握
まず、自分自身が利用しているすべてのサブスクをリストアップしてみましょう。
月々の支出が一体いくらなのか把握することができます。
クレジットカードの明細や銀行口座の履歴を確認すると、見逃していたサブスクの発見にも繋がります。
利用頻度の確認
各サブスクサービスの利用頻度を確認することも大切です。
どのサービスをどれくらいの頻度で利用しているかを把握し、実際に使っていないサービスや利用頻度が低いサービスは解約を検討しましょう。
必要性の再確認
自身が契約しているサブスクが本当に必要なのかどうか確認しましょう。
特に、重複する内容のサブスクがある場合は、一本化することで毎月の支払額を削減できます。
プランの見直し
各サブスクのプランを見直し、自分の利用状況に最適なプランに変更します。
例えば、月額プランから年額プランに変更することで割引が適用され、長期的な節約になることがあります。
各サブスクによって、様々な料金設定がなされています。
新しいサービスの検討
近年は、さまざまな分野おいて、同じようなサブスクサービスが登場しています。
サブスク市場のサービスを定期的にチェックすることで、よりコストパフォーマンスの良いサービスを見つけることができます。
家族での共有
音楽や動画配信サービスなどは、家族で共有することで、一人ひとりが個別に契約するよりも節約になります。
ファミリープランの提供があるサブスクサービスは、ファミリープランを活用することで固定費の削減に繋がります。
無料期間の活用
新しいサービスを試す際には、「無料期間」を活用してみてください。
使い続けるかどうかを判断するために、まずは無料期間を利用することが賢明です。
⑥教育費について
教育費というのは、子供の成長とともに負担が大きくなる傾向にあります。
家計をよく把握した上で、無理のない適切な範囲内で管理していく必要があります。
奨学金の活用
大学や専門学校の学費が高い場合、奨学金制度を利用することで、負担を軽減できます。
国や自治体、民間の奨学金を調べ、条件に合うものを積極的に活用しましょう。
公立学校の利用
公立学校は、私立学校に比べて学費が低く抑えられています。
教育の質も高い学校が多いため、経済的な負担を軽減するために、公立学校を選ぶことも一つの方法です。
オンライン学習の活用
インターネットを利用したオンライン学習は、低コストで質の高い教育を受けることができます。
特に、予備校や塾に通う代わりにオンライン講座を利用することで、交通費や受講料を節約できます。
⑦自動車維持費について
自動車の維持費は、「燃料代」「保険料」「メンテナンス費用」など、多岐にわたります。
それでは、具体的に節約する方法について考えてみましょう。
燃費の良い車に乗り換える
長年乗ってきた古い車から燃費の良い新しい車に乗り換えることで、ガソリン代を節約できる可能性があります。
近年ではTOYOTAのプリウス・日産のノートe-POWER・メルセデスベンツのC300eなど燃費性能だけでなく、快適性や走行性能も考慮された優れたハイブリッド車として広く認識されています。
自動車保険の見直し
自動車保険の見直しは、保険料の節約や適切な保障を確保するために重要です。
以下に、自動車保険の見直し手順についてまとめています。
- 現在の保険内容の確認
- 複数の保険会社の比較
- 無事故割引やセカンドカー割引の利用
- 契約期間の見直し
現在の保険内容の確認
まず、現在の保険契約の内容を詳細に確認します。
特約や保障内容、保険料を見直し、本当に必要な保障が適切に設定されているかをチェックします。
複数の保険会社の比較
次に、複数の保険会社の見積もりを比較し、最適なプランを見つけましょう。
同じ保障内容でも、保険会社によって保険料が異なるため、比較することで最適な選択が可能です。
無事故割引やセカンドカー割引の利用
また、無事故割引やセカンドカー割引など、割引制度を活用することで保険料を抑えることができます。
保険会社の提供する各種割引を確認し、利用できるものは積極的に活用しましょう。
契約期間の見直し
最後に、保険の契約期間を見直し、短期契約や長期契約のどちらが自分にとって有利かを検討しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、大きく7つに分けて解説しましたが、もちろん、いきなり全ての見直しをするのは大変です。
まずは、できることから始めて、最終的には、本当に必要なところにだけ時間とお金を掛けるようにしましょう。
✅ 家計が安定する
✅ 貯蓄が増える
✅ 精神的な安心感に繋がる
✅ 無駄な支出が抑えられる
✅ 投資する種銭が増える
✅ 環境運動に繋がる
✅ 家族間のコミュニケーション向上に繋がる
このように、固定費の見直しをすることで得られるものは多々あります。
将来を変えられるのは『自分』だけです。
まずは、1つずつ見直してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
本記事が、皆さんにとって、これからの新しい時代を生き抜くための良いきっかけにしていただけると何よりです。