もし、現金が必要無くなれば、皆さんの財布の中身は必要最低限のもので済みます。
クレジットカード、運転免許証、健康保険証、診察券などがあれば、基本的には、不自由のない日常を過ごすことができるはずです。
ぜひこの機会に、クレジットカードの見直しや財布の整理をしてみてください。
- 現金が必要ない理由
- クレジットカードの適正枚数
- おすすめのクレジットカード
- おすすめのキャッシュレス決済アプリ
記事の目次
現金が必要ない理由
かつてのわたしたちは、何かを購入したり支払いをする際、「現金」が中心でしたが、時代の変化とともに、現代は「キャッシュレス化」が普及しています。
キャッシュレス決済の普及と成長
さっそく結論からお伝えすると、現金が必要ない理由は、クレジットカードやデビットカード、スマホ決済だけで生活できるようになったからです。
そのため、現金を使う機会が減少し、使いやすいクレジットカードやスマホ決済アプリが増えています。
- ちなみに、韓国では、すでに2015年時点で電子決済の比率が89%、アメリカや中国、イギリス、カナダなども45~60%ほどが電子決済です。
世界中では、これだけ現金が使われなくなっており、日本も世界に追いつくべく、2025年までには電子決済の比率を40%にすることを目標としているようです。
クレジットカードやデビットカード、スマホ決済を利用する人が増えていく中、未だに、現金払いにこだわっているのは、「時代遅れ」に繋がりかねません。
また、冒頭でも触れた通り、現金にはデメリットが多くあります。
次は、みなさんの財布事情について深堀してみましょう。
不必要なものは財布に入れない
さて、みなさんの財布には何が入っていますか?
紙幣、小銭、複数のカードで財布がパンパンになっているのではないでしょうか。
まずは、紙幣や小銭は無くても支払いや決済することはできます。
現金を持ち歩かないのであれば、銀行のキャッシュカードも必要ありません。
財布の意味がないじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、必要の無いものを持ち歩くのは、紛失や盗難のリスクがあります。
ポイントカードや領収書は極力捨てる!?
また、「ポイントカード」も極力持たないことを推奨します。
一見、いつも当たり前に財布に入っていたものでも、入っていないくても困るものは少ないです。
中には、財布すら持ち歩かないという手段を取る人もいます。
自分の財布入れておく必要があるものは何か、一度見直ししてみましょう。
クレジットカードの適正枚数は?
ここからは、クレジットカードの適正枚数について解説していきます。
人それぞれクレジットカードの保有枚数は異なりますが、実際には何枚必要なのでしょうか。
結論からお伝えすると、当サイトが考えるクレジットカードの適正枚数は『2枚』を推奨しています。
※おすすめのクレジットカードとキャッシュレス決済アプリについては後述します。
しかし、みなさんも知っての通り、クレジットカードのブランドは非常に多く存在し、実際には、多くの人が2枚以上のカードを持っているのではないでしょうか。
便利でお得なクレジットカードを選ぼう
カードを2枚以上持っている人たちの多くは、場面によって使い分けをしています。
たしかに、クレジットカード会社独自のポイントを貯めるという意味では、それが一番お得かもしれません。
しかし、こういった使い分けは管理が非常に面倒で、使用するたびに、どのカードで決済をすればお得か考えなければならないため時間を取られかねません。
クレジットカードを持っている人の中には、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
VISAカードでは対応しているけれど、JCBカードは使えず、結局、現金払いで支払いを済ませることになったことが。
しかし、2枚のカードを別々のカードブランドにしておく事でクレジットカードで決済できる場面が増え、支払いなどに困らずに済みます。
過剰な枚数を持つのは返って高リスク
必要以上にクレジットカードを持っていると、管理するのが大変な上に、支払いが遅延してしまう可能性が高まります。
利用限度額と信用情報
クレジットカードの利用限度額が高くなると、借入可能金額が増えることで、ローンの審査などで不利になることがあります。
おすすめのクレジットカード
お金をうまく管理している人は、身の回りの整理整頓ができていて、生活スタイルもシンプルです。
高級なお店で年会費の高いクレジットカードを見せびらかす人もいますが、正直、特に意味はあり
ませんので、決済手段として、便利でお得なカードを検討しましょう。
ここまでの読み進めてくださった方は、クレジットカードを賢く使う方法について理解が深まってきたのではないでしょうか。
それでは、見ていきます。
楽天カード
出典:楽天カード公式ホームページより
メインカードとして、おすすめしたいクレジットカードの1つが楽天カードです。
- 年間費が永久無料(=ノーマルカード)
- 還元率が1.0%
- 楽天Edyが付帯している
- ポイントが溜まりやすく使いやすい
皆さんも知っての通り、楽天は多くの経済圏があり、楽天カード単体でも十分に使い勝手の良いカードと言えます。
マリオットボンヴォイアメックスカード
出典:アメリカンエキスプレスのカードの比較より
もう1つ、メインカードとして、仕事や旅行で飛行機をよく使う人におすすめなのが、このマリオットボンヴォイアメックスカードです。
- 年会費以上のポイントが獲得できる
- 還元率が2.0〜3.0%
- 無料宿泊できる
- マイルに交換できる
初年度は、入会特典で39,000ポイントが貯まり、年会費以上のポイントを貯めることも可能です。
家賃やその他の固定費を含め、食費や日用品の支払いを1枚にまとめることで、効率良くポイントを貯めることができます。
さらに、マリオット系列のホテルに宿泊すると、6.0%のポイントが付与されます。
ビックカメラSuicaカード
出典:ビックカメラSuicaカード公式ホームページより
サブカードとしておすすめなのが、ビックカメラSuicaカードのような交通系のクレジットカードです。
移動を楽にするだけでなく、お得なポイント付与率にも魅力があります。
- Suicaとクレジットカードが一体化
- 年会費が無料(※年1回の利用が必要)
- チャージや定期券購入の還元率が1.5%
皆さんも知っての通り、この1枚でほぼ全国の交通機関を利用することができます。
最大のメリットは、残高が減るとオートチャージしてくれる機能です。
皆さんも、一度は、改札前で止められた経験があるのではないでしょうか。
さらに、ビックカメラで買い物をすれば、10%ものビックカメラポイントが貯まります。
維持費と生活の変化に応じた見直し
基本的には、年会費無料のクレジットカードで十分であることが多いですが、複数のクレジットカードを持つ場合は、どのくらいの年会費が掛かるのか確認をして申し込みを行いましょう。
また、生活スタイルが変化することで支出の数が変わることがあります。
むやみに枚数を増やすのではなく、定期的に不要なカードを解約したり、新しいカードに変更することを検討してみましょう。
おすすめのキャッシュレス決済アプリ
近年、キャッシュレス決済アプリの数は山ほど存在します。
結論からお伝えすると、利用店舗数が多いことから『PayPay』をおすすめします。
出典:PayPay株式会社のホームページより
決済アプリは、スマホに入れておけばかさばることはないため、いま使用されているアプリでも問題ありません。
しかし、どの決済アプリが一番お得に決済できるのか考えすぎるのは注意しましましょう。
決済アプリの特徴
家賃など固定費の支払いはメインカードを利用し、決済アプリは、自分が利用する地域やエリアで使える店舗の多さを基準に選ぶと良いでしょう。
財布がいらない
決済アプリがあれば、これまで話してきた現金やクレジットカードも必要ありません。
素早い支払いができる
スマホをかざすだけで支払いが完了しますので、交通機関や飲食店で長蛇の列を作ることなくスムーズな支払いが可能です。
ポイントが貯まりやすい
現金払いだと、ポイントは付きませんが、決済アプリを使用することで、使った金額に応じて、ポイントを貯めることができます。
安全性が高い
決済アプリなら、スマホの顔認証やパスワードで守られています。
支出が管理しやすい
決済アプリを使うことで、どこで何に使ったのか一目瞭然です。
ぜひ、便利でお得に効率良くポイントを貯めつつ、皆さんの生活スタイルに合った組み合わせでキャッシュレス化を検討してみてください。
まとめ
今回の『現金は必要ない!?日常生活を豊かにするクレジットカードを賢く使う方法』について解説しました。
緊急時に備えた現金と、クレジットカード(メインカードとサブカード)・決済アプリを活用することで基本的には生活できるように確立されつつあります。
わたしたちの暮らしは時代と共に変化しています。
それに合わせて、効率の良い手段を取る必要があり、時代に乗り遅れてしまうと、「損してしまった…」なんてことも。
お金が必要ない理由のまとめとして、以下のものを持ち歩くようにすると良いでしょう。
✅ スマホ
✅ クレジットカード
✅ 運転免許証や健康保険証
✅ 緊急時の1万円
まずは、財布の中身の見直しからされることをおすすめします。